そのひと文字にこめられた思いが何だったのかを私は知っています。
今日は千葉大学にて小学生を対象にしたロケット工作会の日でした。参加人数は保護者をあわせておよそ400~500人と見積もられていました。私のサークルのメンバーはそのスタッフとして手伝いをすると共に、合間の時間に空き教室でミニロボコンも開催される予定になっていました。昨日の時点で参加台数が4台という少なさで開催を危ぶまれたりしてましたが。
10時集合だったのですが、早く目が覚めてしまったり珍しく朝早くから電話がかかってきたりしたので起床、手早く準備を済ませて工友会へ。すると既に4人も人が来ていました。いや、来ていた、と言う表現には少々御幣があるかもしれません。だって
4人中3人は帰ってすらいないでしょうから。
ってか狭い工友会で寝てる人までいました。器用にパイプ椅子を3つ並べてその上に。
凄いなー、と思いつつ、私は自分のロボは完成したことにしていたので、今日使う予定のものの確認と整理をしてました。主に充電池の充電をやっていたのですが、異様に数が減っていたので、先輩に確認をとった後、集合時間間際にキャンドゥにアルカリ電池を買いに行きました。
戻ってきた頃には段々と人も集まってきていて、みんなでこの日の為に作った自分のロボやらフィールドやらを会場である法経学部校舎に運びました。が、開いていませんでした。仕方ないので荷物を玄関に放置して工友会と何度も往復。全体の集合時間の11時を過ぎても鍵が開かず、大分遅れてから中に入ることが出来ました。
会場の講義室に入り、役割分担や全体の流れなどの説明を受けた後、昼食兼ミニロボコンのフィールド作りの時間になりました。部品部品で工友会に放置されていたものでしたが、実際に組んでみるとなかなか見栄えがよかったです。あとフィールドが小さく感じました。出場台数も、昨晩頑張った人・徹夜組・まだ未完成で現在進行形で頑張ってる人の努力の甲斐あって、4台から9台に増えました。試合形式はトーナメントだったので、ひとりシードになります。んで、仮にも前回(春ロボ)優勝者の私がシードになってしまいました。でも今回は前回とは比にならないほど凄いマシンばっかりなので、初戦で敗退する気まんまんでしたけど。
フィールドの設置、試運転、昼食もほど程に、部員のだいたいが割り当たっている工作指導係の仕事をするため、時間を見て会場へ移動。しかし、作り方の説明やら原理の説明やら実験やらがやたら長引いていて、会場飽き気味。流石に小学生にそういうことを長々と話すのは酷じゃないかと。私も飽き気味。
予定よりも30分も遅れて工作開始。まず部品を配って回り、ひと段落かと思っていたら、型がコピーされた用紙の折り線を切ってしまう子が続出。いや、止めるとかそういう問題じゃないですよ。
なぜなら!「切る」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているッ!
って感じだったので。用紙を取り替えるのに頻繁にあちこち移動してましたね。
しばらく工作会場を回って、質問されたら適宜答えたり、足りないものを渡したりと工作指導係っぽい仕事をしていたのですが、そろそろミニロボコン開始時刻だったので一旦会場を後にして小さい講義室に移動。が、工作が始まったのが遅かったのもあって人が全然来ませんでした。そのため、当初の開始時刻からどんどん延びていき、採取的に50分遅れで開始することになりました。
その間私は工作会場に戻って、また回って指導をしようかと思ってました。が、本部っぽい前の方で先輩と連絡を取っていたら「両面テープ下さい」と子どもがやってきました。適当な長さを切って渡す。すると後ろにもまた子どもがいて「両面テープ下さい」と。またすぐに次の子が来て「両面(略)」と両面テープが人気殺到でその場から離れられなくなりました。ひたすら両面テープを切っては渡し切手は渡ししていたきがしました。
あ、でもたまに違う用で来てた子もいました。部品を持ってきて「くっつけてください」とか真顔で言ってきた女の子がいました。いやね、自分のロケットなんだから自分で作ろうね、とか言えず、でもその作業はこのロケット工作で最も難しいとされるところだったので、器用そうな友人に押し付けて任せて私はひたすら両面テープを切っていました。そして視界の隅であるものを捕らえていました。
前の子と全く同じ部品を持って待っている女の子を。
私はロボコンの方に行かなければならなかったので、会場を後にしました。
ミニロボコンは、ロケット工作が終わり、ロケットを飛ばして記録を測り終わって、暇を持て余した人が見に来るようにしていたので、工作時間が大分遅れた状況では人があんまりきませんでしたが、時間の関係上スタート。でも早く終わって実に来てくれた子どもたちや保護者には結構受けてたみたいでした。
ロボコンの手伝いをしてまた会場に戻るころには大分落ちついてきていて、ロケットを飛ばしに行く人もまばらに出てきていました。そんな中でも結構両面テープの需要は高く、先輩と一緒に相変わらず切っては渡しを繰り返してました。途中から先手必勝で大量に切って机につけておいて渡す戦法を取っていたので割りと楽でしたが。そんな中、「両面テープ少しください」と言ってきた子がいて、先輩が優しく「少してどのくらいかな?」と尋ねると、手で「これくらい」と表してくれました。
すっ!!
それが先輩が返した言葉でした。とりあえず突っ込むべきかと思って私はこう言いました。
先輩、いくら「少しじゃねーじゃん!」とか思っても口に出しちゃ駄目ですよ。頑張って耐えても「す」が出てますよ。
と。ちなみにその子が表したのはゆうに50cmを越えてました。先輩が言わなかったら私が口にしていたでしょう。
別な先輩に言われて、ロボコン会場に再び移動し、試合の為に調整をしました。なんか気がついたら試合が進んでてシードの私の出番になってました。人も地味に集まってきたし。対戦相手は同じ1年生の友人。私のマシンは相変わらずライクカードの「絶対無理」が張られていて、マシン名は前回の『絶対無理』から変更して、『絶対無理(偽)』となりました。
んで、試合。友人のマシンの調子が悪かったからか、割と快勝。1点ゾーンしか入らなかったのが悔しかったですが。
次のAブロックの準決勝が終わり、私の準決勝がやってきました。相手は現副会長の私と同じ苗字のS先輩でした。そして相手のマシンは数少ない私と同じ棒で叩いて飛ばす型、通称「カブレラ式」の『カスタムキョロ』でした。
そして試合。今回の試合は激しかったです。3点ゾーンに入って話したかと思えば5点ゾーンに入れられて逆転され、私も5点を入れて逆転したりと試合が二転三転しましたが、死闘の末私が勝利。
連戦になれないようにと会長さんが幕間でロボットのパフォーマンスとかをやって、ちょっと休憩を挟み、いよいよ決勝戦。相手のマシンは私的に優勝の最有力候補のA先輩が作ったマシン『ニージーマウス』で、操縦者は代打で同じ1年の友人でした。飛距離とかパワーとかで全然負けているので、今まで「絶対無理」で通していた抱負は決勝で「絶対に勝てません」に変わりました。
ついに運命の決勝。さりげなく相手のマシンの前に移動して妨害とかしましたが、意に介さずに得点をしていく『ニージーマウス』。私も必死になって地道に得点を重ね、ようやく逆転。が、終了間際に相手が遠距離射撃。5点ゾーンの壁の上に跳ね返り、3点ゾーンに落ちそうで「あ、負けたわ」と思ったのですが、ボールはリング外に。そして試合終了。えーっと…なんか知らないけど運で優勝、2冠を達成してしまいました。きっと子どもにやたら人気があったから、そのおかげで勝てたんだと思います。「絶対無理頑張れー!」とかって結構声援を受けてたので。正直、なんでさ。
ロボコンが終了し、大分予定よりも遅れましたが工作会も無事終了。私らは朝とまるっきり逆のことをして荷物を運びました。
そういえば片付け途中、実は初めてだと思うちゃんとした日当をもらいました。2000円。なんか遊んでばっかりだった気がしましたが、まぁ私は頑張ったよと思い、お金の入った封筒を受け取りました。
全部運び終わってから。また別な校舎で食事会がありました。
会費1500円。←ここ重要。
まぁ、気楽に食べたり話をしたりバカみたいに笑ったりと、楽しい食事会でした。先輩に限らず、おじさんたちにも勧められたお酒を頑なに断りつつ。
食事会は20時で切り上げて、1年生5人はそのままカラオケへ。1時間半思いっきり歌いました。そして「そんな高い声が出るのはおかしい」と言われ続けました。これが私の唯一の音域なんです。ちなみに料金は750円。今日の収入は既に赤字でした。
そんな感じで楽しい本当に一日でした。サークルに入ってよかったtってホントに思います。次は9月に似たような感じで今度は「動く車を作ろう」という工作会があるので、そっちも頑張りたいと思います。
※実はこの日記、色々他にも作業しながら2時間近く書いた後、途中で急に文字が消えて、また2時間近く書いたという悲しい現実が詰まった日記なのです。みなさんも長い文章を書くときにはこまめに保存しましょう。
10時集合だったのですが、早く目が覚めてしまったり珍しく朝早くから電話がかかってきたりしたので起床、手早く準備を済ませて工友会へ。すると既に4人も人が来ていました。いや、来ていた、と言う表現には少々御幣があるかもしれません。だって
4人中3人は帰ってすらいないでしょうから。
ってか狭い工友会で寝てる人までいました。器用にパイプ椅子を3つ並べてその上に。
凄いなー、と思いつつ、私は自分のロボは完成したことにしていたので、今日使う予定のものの確認と整理をしてました。主に充電池の充電をやっていたのですが、異様に数が減っていたので、先輩に確認をとった後、集合時間間際にキャンドゥにアルカリ電池を買いに行きました。
戻ってきた頃には段々と人も集まってきていて、みんなでこの日の為に作った自分のロボやらフィールドやらを会場である法経学部校舎に運びました。が、開いていませんでした。仕方ないので荷物を玄関に放置して工友会と何度も往復。全体の集合時間の11時を過ぎても鍵が開かず、大分遅れてから中に入ることが出来ました。
会場の講義室に入り、役割分担や全体の流れなどの説明を受けた後、昼食兼ミニロボコンのフィールド作りの時間になりました。部品部品で工友会に放置されていたものでしたが、実際に組んでみるとなかなか見栄えがよかったです。あとフィールドが小さく感じました。出場台数も、昨晩頑張った人・徹夜組・まだ未完成で現在進行形で頑張ってる人の努力の甲斐あって、4台から9台に増えました。試合形式はトーナメントだったので、ひとりシードになります。んで、仮にも前回(春ロボ)優勝者の私がシードになってしまいました。でも今回は前回とは比にならないほど凄いマシンばっかりなので、初戦で敗退する気まんまんでしたけど。
フィールドの設置、試運転、昼食もほど程に、部員のだいたいが割り当たっている工作指導係の仕事をするため、時間を見て会場へ移動。しかし、作り方の説明やら原理の説明やら実験やらがやたら長引いていて、会場飽き気味。流石に小学生にそういうことを長々と話すのは酷じゃないかと。私も飽き気味。
予定よりも30分も遅れて工作開始。まず部品を配って回り、ひと段落かと思っていたら、型がコピーされた用紙の折り線を切ってしまう子が続出。いや、止めるとかそういう問題じゃないですよ。
なぜなら!「切る」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているッ!
って感じだったので。用紙を取り替えるのに頻繁にあちこち移動してましたね。
しばらく工作会場を回って、質問されたら適宜答えたり、足りないものを渡したりと工作指導係っぽい仕事をしていたのですが、そろそろミニロボコン開始時刻だったので一旦会場を後にして小さい講義室に移動。が、工作が始まったのが遅かったのもあって人が全然来ませんでした。そのため、当初の開始時刻からどんどん延びていき、採取的に50分遅れで開始することになりました。
その間私は工作会場に戻って、また回って指導をしようかと思ってました。が、本部っぽい前の方で先輩と連絡を取っていたら「両面テープ下さい」と子どもがやってきました。適当な長さを切って渡す。すると後ろにもまた子どもがいて「両面テープ下さい」と。またすぐに次の子が来て「両面(略)」と両面テープが人気殺到でその場から離れられなくなりました。ひたすら両面テープを切っては渡し切手は渡ししていたきがしました。
あ、でもたまに違う用で来てた子もいました。部品を持ってきて「くっつけてください」とか真顔で言ってきた女の子がいました。いやね、自分のロケットなんだから自分で作ろうね、とか言えず、でもその作業はこのロケット工作で最も難しいとされるところだったので、器用そうな友人に
前の子と全く同じ部品を持って待っている女の子を。
私はロボコンの方に行かなければならなかったので、会場を後にしました。
ミニロボコンは、ロケット工作が終わり、ロケットを飛ばして記録を測り終わって、暇を持て余した人が見に来るようにしていたので、工作時間が大分遅れた状況では人があんまりきませんでしたが、時間の関係上スタート。でも早く終わって実に来てくれた子どもたちや保護者には結構受けてたみたいでした。
ロボコンの手伝いをしてまた会場に戻るころには大分落ちついてきていて、ロケットを飛ばしに行く人もまばらに出てきていました。そんな中でも結構両面テープの需要は高く、先輩と一緒に相変わらず切っては渡しを繰り返してました。途中から先手必勝で大量に切って机につけておいて渡す戦法を取っていたので割りと楽でしたが。そんな中、「両面テープ少しください」と言ってきた子がいて、先輩が優しく「少してどのくらいかな?」と尋ねると、手で「これくらい」と表してくれました。
すっ!!
それが先輩が返した言葉でした。とりあえず突っ込むべきかと思って私はこう言いました。
先輩、いくら「少しじゃねーじゃん!」とか思っても口に出しちゃ駄目ですよ。頑張って耐えても「す」が出てますよ。
と。ちなみにその子が表したのはゆうに50cmを越えてました。先輩が言わなかったら私が口にしていたでしょう。
別な先輩に言われて、ロボコン会場に再び移動し、試合の為に調整をしました。なんか気がついたら試合が進んでてシードの私の出番になってました。人も地味に集まってきたし。対戦相手は同じ1年生の友人。私のマシンは相変わらずライクカードの「絶対無理」が張られていて、マシン名は前回の『絶対無理』から変更して、『絶対無理(偽)』となりました。
んで、試合。友人のマシンの調子が悪かったからか、割と快勝。1点ゾーンしか入らなかったのが悔しかったですが。
次のAブロックの準決勝が終わり、私の準決勝がやってきました。相手は現副会長の私と同じ苗字のS先輩でした。そして相手のマシンは数少ない私と同じ棒で叩いて飛ばす型、通称「カブレラ式」の『カスタムキョロ』でした。
そして試合。今回の試合は激しかったです。3点ゾーンに入って話したかと思えば5点ゾーンに入れられて逆転され、私も5点を入れて逆転したりと試合が二転三転しましたが、死闘の末私が勝利。
連戦になれないようにと会長さんが幕間でロボットのパフォーマンスとかをやって、ちょっと休憩を挟み、いよいよ決勝戦。相手のマシンは私的に優勝の最有力候補のA先輩が作ったマシン『ニージーマウス』で、操縦者は代打で同じ1年の友人でした。飛距離とかパワーとかで全然負けているので、今まで「絶対無理」で通していた抱負は決勝で「絶対に勝てません」に変わりました。
ついに運命の決勝。さりげなく相手のマシンの前に移動して妨害とかしましたが、意に介さずに得点をしていく『ニージーマウス』。私も必死になって地道に得点を重ね、ようやく逆転。が、終了間際に相手が遠距離射撃。5点ゾーンの壁の上に跳ね返り、3点ゾーンに落ちそうで「あ、負けたわ」と思ったのですが、ボールはリング外に。そして試合終了。えーっと…なんか知らないけど運で優勝、2冠を達成してしまいました。きっと子どもにやたら人気があったから、そのおかげで勝てたんだと思います。「絶対無理頑張れー!」とかって結構声援を受けてたので。正直、なんでさ。
ロボコンが終了し、大分予定よりも遅れましたが工作会も無事終了。私らは朝とまるっきり逆のことをして荷物を運びました。
そういえば片付け途中、実は初めてだと思うちゃんとした日当をもらいました。2000円。なんか遊んでばっかりだった気がしましたが、まぁ私は頑張ったよと思い、お金の入った封筒を受け取りました。
全部運び終わってから。また別な校舎で食事会がありました。
会費1500円。←ここ重要。
まぁ、気楽に食べたり話をしたりバカみたいに笑ったりと、楽しい食事会でした。先輩に限らず、おじさんたちにも勧められたお酒を頑なに断りつつ。
食事会は20時で切り上げて、1年生5人はそのままカラオケへ。1時間半思いっきり歌いました。そして「そんな高い声が出るのはおかしい」と言われ続けました。これが私の唯一の音域なんです。ちなみに料金は750円。今日の収入は既に赤字でした。
そんな感じで楽しい本当に一日でした。サークルに入ってよかったtってホントに思います。次は9月に似たような感じで今度は「動く車を作ろう」という工作会があるので、そっちも頑張りたいと思います。
※実はこの日記、色々他にも作業しながら2時間近く書いた後、途中で急に文字が消えて、また2時間近く書いたという悲しい現実が詰まった日記なのです。みなさんも長い文章を書くときにはこまめに保存しましょう。
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